投資はギャンブルですよね?と聞かれました。もちろん100%勝てる投資はありません。
ただ、インフレの世の中において投資を一切せずに現金だけを持ち続けていることだってギャンブルといえます。つまりどのようなポートフォリオを組んでもリスクゼロになることはありえません。最近はSNSを使った投資詐欺事件等もあり、投資という言葉にイメージが良くないのかもしれません。投資詐欺事件でよく見かける、短期で必ず儲かる投資方法はありません。そんなものがあれば人に教えることはないですよね。
また「リスクがあり怖い」、「専門知識がある人がやるもの」、「資金に余裕がある人がやる」といった意見も多く聞きますが、正しい金融知識を学びコツコツと時間を味方につけて長期投資すれば喜んで頂けるはずです。投資で大切なことはリスクコントロールです。投資はギャンブルですよね?の質問に対して、【投資のやり方によっては勝負を楽しむギャンブルのようなものになりえるが、正しい知識を学び時間を味方につければ将来の豊かさを実現できる追い風になります。】とお伝えしました。
本日は、運とつきあうことに関して。
【運とつきあう】マックス・ギュンター 著 日経BP社/2012年
ギャンブルでは、たいていの場合、プロが勝つ。なぜか?
運・不運の違いはどこにあるのか?
調査の結果、運の良い人は総じて悲観的だということがわかった。一方、どんなに悪い結果でも気にせず、いつも陽気な楽観主義者は、残念ながら不運な人生を歩むという。
運の悪い人が抱えている問題は、「運」と「計画」を区別できないことがある。不運な人は、何度かの成功に気を良くして、「成功したのは自分がうまくやったからだ」と勘違いし、同じ戦術を繰り返す。そして、最後には必ず失敗する。
仕事・人間関係・お金に関して、運の良い人は「運」と「計画」を区別する。自分の思い通りになることは限られている。この点をわきまえているからこそ、運の良い人はこう考える。「状況が悪い方向に進むこともある。だから、悪い結果が起きることを想定しなければいけない。最悪の結果は何か?それはどういうものか?自分を守るために何ができるのか?」
プロのギャンブラーは、楽観主義を拒絶することによって勝ち続ける。さらに、最悪のケースを想定し自分に不利なカードが回ってきた時のことを考えながら行動する。これが、プロがアマチュアに勝る理由である。
ウォール街でも同じで、投資における敗者は楽観主義者なのだ…。
自分に都合の良い情報を鵜呑みにせず、楽観主義を拒絶する。
資産運用では長期・分散・積立の大原則に沿って取り組む姿勢が大切です。
株式会社SlopeManageでは専門資格を保有した専任担当者が末永くサポートいたします。
よろしくお願いいたします。
▼Slope ManageサービスLP
https://www.slope-manage.com/lp/
▼Slope Manage公式LINE
https://lin.ee/VogCy3A