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資産管理会社の設立と目的

知り合いの社長から資産管理会社って作った方が良い?と聞かれました。

資産管理会社とは、不動産や株式などの資産を持つ個人が資産の管理を目的として設立する法人のことを指します。設立メリットとしては以下があげられます。①所得税と法人税の税率が違いますので一般的に税率の低い法人へ所得を移転することでフロー所得に対する課税額が減少します。②経費範囲が異なります。保険の一部や家族への給与などが経費として認められます。③所得の比較的低い家族への所得分散を図ることができ、家族全体での所得税の課税額が減少します。④キャッシュフローを家族に移転することができ、時間の経過とともに相続対策にもなります。もちろんデメリットもあります。設立費用がかかること、法人税の申告が必要になること、資本家本人の資産を会社に移転する際には税金が生じることなどです。

メリットだけを考えると設立した方が良いと言えるかもしれませんが、デメリットも考慮し設立目的を明確にしてからでないと後から後悔することになりかねません。お客様の資産状況・年齢・家族構成などを踏まえ、設立の是非を含めて慎重に検討が必要かと思います。知り合いの社長には専門家をご紹介しました。

本日は、数字に騙されないために。

【数字まみれ】 ミカエル・ダーレン/ヘンゲ・トルビョルセン 著 東洋経済新報社/2024

数字まみれ ミカエル・ダーレン/ヘルゲ・トルビョルンセン著 東洋経済新報社/2024年

 

 

 

 

 

 

 

「なんでも数値化」がもたらす残念な人生

今日ではあらゆるものが計測・数値化される。運動した日数・顧客満足度・「いいね」の数…。それらは人々にどのような影響を与えるのか?数字は具体的で、正確で、明快であると誰もが聞かされてきた。だが実のところ、数字は頻繁に人をだます。数字があると人は「数字は真実だ」と捉え、深く考えなくなる。多くの人は、数を数えるのが不得意で特に大きい数を数えるのは苦手である。「数字はいつも正しいとは限らない」と自覚しておかないと大きな数はほとんど同じに見えてしまい、簡単に勘違いをする。それにより大金を借りてしまったり、ギャンブルで大金を失ったりする理由の一つとなる。また「数字は客観的ではない」ということも覚えておくべきだ。3個の果物は、いつでも「3個の果物」で、その数字は客観的なものだ。だが、3がその果物の味を示す評価ならば、それは主観的なものになる。

何かを評価する場合に選ぶ数字は自分の主観的好みに影響を受けるだけでなく、その場の状況や雰囲気などその他の主観的要因によっても影響を受ける。

資産運用では長期・分散・積立の大原則に沿って取り組む姿勢が大切です。
株式会社SlopeManageでは専門家と連携してお客様のニーズに対応いたします。
よろしくお願いいたします。

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